スープにはハーブを 人生にはバディを

So I came back to Tokyo…I’m on jetlag still.

もう少しだけ隠れていたい
私がどこにいて何やってるか、とか、あんまり知ってほしくない
プライベートな私とSNS上の私 同じ私だけど 少しだけ隠れていたい

多分日本語という言語環境では理解しにくいから
日本語じゃなくても人が自分以外の誰かを理解できることは難しい

今朝はなぜか中東の料理のことを考えながら目覚めたか、他に考えることがなくて朝3時くらいに起きてからベッドの中で中東系の料理のことばかり考えていた
こんなことは滅多にないんだけど、高級な料理の本をチャリティショップで安く買ったからだろうか

私の犬は私が起きてもずっとベッドにいたけど、雰囲気を察知してか私が動こうとする直前にベッドから降りた。それからもう2時間以上、僕はいつお散歩に行けるんだろうと思いながら家の中を移動する犬
私は朝からふと思い立ってスパイスを拭いたり片付けたりしてガサガサ、ガサガサしてると犬はいつもご飯を食べるところに移動して、ピーと泣く。ご飯?と聞くと反応してるのでご飯をあげる。こっちはキッチンの台いっぱいにスパイスを並べているのだけれど、仕方なく犬のご飯のためのスペースを開けて、家の犬のためのスペシャルご飯を作る

どういうわけか、時差ボケの私はお腹が減っている。
昨日作ったスープは珍しくじゃがいもを入れて美味しかった。オニオン、キャロット、トマト、レモン、じゃがいも、だけだった?
今朝は、オニオン、キャロット、トマト、茄子、セロリ、ベーコンもどき、バジル、トマト、これにクミンとレモン、ブラックペッパーをかける。

朝のスープは冷蔵庫にある野菜で作る。たまにフードプロセッサーを使うけど、本当に適当に作る。
スープを食べてもまだお腹が減ってる気がするので、ナッツとドライフルーツをローストする。いつもはこれをオートミールにかけていたのだけれど、最近オートミールは忙しい朝だけだ。
Figの季節が終わってしまった。スーパーには1000円以上で売られている。でも私はその半額くらいじゃないと買いたくない。Bye Bye Fig また来年会いましょう、と思いながらプロシュートを食べる。プロシュートはFigと食べると美味しいので買ってあった。

今困っていることは、ポメグラント、ザクロはどうやってオールシーズンフレッシュなものが手に入るのかわからないことと、日本のスーパーにはラム肉のミンチは売ってない気がする。

寝ながら検索してたら家から歩こうと思えば歩いて行けるところに中東系のレストランがあるのを発見してしまった。もう一件は知ってるのだけれど、新たにもう一つ。でも多分犬は入れない。

私はあんまりFワードは使わないけど、ロンドンで多分電車に乗ってる時、Globalismなんて何さって思って泣きそうになった。私の愛する人やカルチャーや時間はそこにあって、誰もそれを奪うことはできない。

今回の1番の目的はスタンプラリーであって、私はまだそこに生活の場があることをスタンプをもらって証明する。電子ゲートもあるけれど、電子ゲートではスタンプはもらえないので、スタンプをもらえるゲートに入る。そこで VIPP ILRなのか ILR VIPPと書いてもらう事が必要なのかは不明だが、いつもそれが書き込まれる。私の永住権は古いパスポートにシール式のビザが貼られていて、それを持ち歩く。その後から永住権をもらった人はカード式になってる様だった。
この永住権を取得するのに、10年分の滞在費用と時間、それを申請に伴う経費など、お金じゃ買えない。だからというわけではないけれど、私の人生の中で大切なもの。It’s like a life
あの時、パスポートが戻ってこなくて、結局ビザがもらえなかった人も知っている。同じような条件・状況なのに判断が変わる。外国人は外国人なのだ。
もちろん、イギリスの市民権を取ることもできたけれど、日本は二重国籍をOKしない国なので、その選択はしなかった。国籍は持って生まれるものなのかもしれないけれど、選択するタイミングが来る人もいる。たくさんの人が秘密裏に外国籍を所有しながら日本のパスポートを持っているけれど、私は臆病なのでそれができなかった。
でも今、戦争の最中にあって、第三次世界大戦の最中にある認識が高まれば、どうなるのだろうか。ダウントンアビーの中で、ちょうど第一次世界大戦が終わったアナウンスメントがあったシーンがあった。日本は今後どういう道を歩むのか、もうあまりオプションは無い。

懐かしいという感情は生まれない。
まだロンドンやイギリスが私の一部である証拠だ。
実家の側に行くと懐かしいという感情はある。

今回の第二の目的、それは荷物の整理だ。
私は人に頼る時もあるけれど、なるべく迷惑をかけない様にと自己完結する様にする事が多い。
でも誰かが手を差し伸べてくれたら、甘える。
私は、家を借りたまま日本に来た。荷物も全部置いたまま。
私の部屋はしばらく、又貸をしていた。
だから、荷物はほぼ整理されないまま、ストーレッジにあった。
一時期、親切な友達の巨大な屋根裏部屋にもあった。
キッチン関連のものは別の知人の屋根裏部屋にまだある。
ストーレッジにあるものを何とか片付けようとしているうちに、別々の友達が助けてくれた。
一人は、子供がいるから(なぜか私がコレクトした)ぬいぐるみ関連をもらってもらえないかと連絡したら、荷物、家のガレージに入れて置いていいよ、と。
もう一人は、私があの本をどうしよう、とお茶飲みながら話してたら、家の空っぽの書棚を埋めてちょうだいと言ってくれた。本が1番の問題だったので、本当は私は小さいストーレッジに入れようと思っていた。本は宝物だ。
帰りの飛行機でジェフべゾフの映画を見たけど、確かに世界中の全ての本を集めることは難しい。すでに数十年の私の人生と共にあった本たちは、簡単には処分できない。特に母が送ってくれた日本語の本はその後の私の人生の指針ともなっているわけで、読み返したい。
イギリスでlovely day とかnice dayとか言える天候に恵まれる日は日本に比べれば少ない。けれど、私の滞在中は、数日は寒い日もあったけれど、一度も雨が降らず、本当にlovely day だった。その貴重なlovely day を捧げたストーレッジの片付けは、思いの外うまく行った。
晴れの土曜日、お昼頃からずっとストーレッジにいた。ちょっと高級な中東系のレストランでラップをテイクアウトして、持って行った。
途中、一瞬だけ少しエモーショナルになった、その時の感情は、どうして私はこんなに片付けを放置して置いたんだという感じ。でもそれはほんの一瞬で、要る物と要らないもの、誰もいらないものか、誰かにとってはいいものか考えながら片付ける。たったそれだけなんだけど、判断の連続で、そのボーダーラインが疲労感と共の少し変わるのが面白い。さっきはアレを捨てたのに、なぜこれは捨てないのか、とか。その逆も然り。1日目は洋服以外に手をつける事ができた。洋服は以前何度もやっているので、1袋、イギリスでしか着られない様なドレスだけが残っている。でもそれも不思議でその翌日にはかなり減らす事ができた。時間て不思議だ。
それは私がおばさんになって着られなくなったものもあるのかもしれない笑
私は日本やいろんなところに行くたびに、お土産とかいつか誰かのギフトに使えそうなものをコレクションする癖があって、1箱丸ごとギフトボックスみたいな箱があった。それはほとんどが新品なので友達にあげることにした。
ビーズとかそういうものも友達の子供にあげた。
アルバムは写真だけを抜き取ればいいのだけれどその体力はなかった。
自分にとってvaluableだからストーレッジに残してあるものばかり。だから捨てるものは意外になくて、不要なものはチャリティショップへ。
友達の家にぬいぐるみとその他を持っていったら、友達の子供は私のぬいぐるみを全部抱えて嬉しそうに自分の部屋へ。空港で買ったプーさんの枕みたいなクッションとか、何だろう、something extra、せっかく日本に来た証拠に買って帰ったぬいぐるみだったり、作品として完成度の高いぬいぐるみw
自称空っぽの本棚の持ち主とその家族は、書棚が本で埋まって、まるで図書館見たいと喜んでくれた。確かに見た目が良くなった。壁一面に棚を作ったものの、家が広いから持て余していたのだ。そしてどうでもいい本は置きたくないと。確かにチャリティショップとかで適当な本でいっぱいにすることはできるけれど、と思っていたそうで、私の本を置いてくれた。
私が処分しようと思っていた旅行関連の本も、入れてちょうだい、と。
それでもまだスペースがある。羨ましい。

イギリスの家は広い事が多い。
昔建てた建物をずっと使っている場合が多く、中身だけ変える。
ディベロッパーが入れば同じ土地に対して、小さい区画にした方が、当然利益は上がる。
でも、古い建物の場合は、そうはいかないので、無駄に広かったりする。
狭い部屋もあるけれど、相当大きな部屋で暮らし慣れた私は荷物も多かった。
今は、3つの場所で私のものたちは、私の帰りを待つ。
except 私の電化製品は友達の家で使われている。ケトルは壊れた。

今朝、まだ雨の降る中、私のミントは摘まれ、私は温かいミントティーとレモン水で1日を始めた。
赤い料理の本を眺めながら、中東料理とインド料理にハマる気がしている。

誰にも正しい理解をされなくても、私は自分のlifeが好きだ。
昨日よりも今日
新しいハーブを試せたら素敵なこと

スープにはハーブを 人生にはバディを

コメント